あの名曲と同じ題名「home」
久しぶりの今日の一冊は
つゆきゆるこさん作・「home」です。
この作品に出合う前まで私にとってhomeといえば清水翔太さんの楽曲でした。
(木山裕策さんの歌にもありましたね・・・。)
単語を見聞きしただけで脳裏に流れるほどにイコールでつながっていました。
書店でこの本を見つけた時もそうでした。
その(清水翔太さん)歌のhomeは今を頑張っている自分を送り出してくれた地元の仲間や恋人のことをうたっています。
しかし、今回取り上げるBL漫画の「home」は人を拒絶して生きている小説家の唯一の居場所で自分の箱庭である家のことです。そして、思い出の年下の友人と過ごした家です。
清水翔太さんの楽曲は旅路へ出ていった側から歌われていますが、つゆきゆるこさんの漫画は旅立った友人を待つ側の心境が描かれています。
時間の流れを感じさせる表紙に想いが詰まっているようにも感じられます。
じんわりとくる一途な年下攻め×ツンデレ年上受けの作品です。
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